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音楽に必要なプライドの種類について

必要と思うものと、不必要と思うもの

今回は『音楽』と『プライド』のお話をしたいと思います。

なんでそんなお話をしたいと思ったのか?


自分でもよくわからないのですが、よくこういう風に感じるときがあるんです。

『プライド高い人って音楽を楽しめているのかな・・・』って。


勿論、人それぞれ音楽の楽しみ方は違ってあたりまえだと思いますし、それぞれの価値観や目的のもとで音楽を楽しんでいると思いますのでその人の自由だと思います。


でも『こんなに上手なのに、人前で歌うのが苦手だなんて勿体ないな~』って人が意外と沢山いるんです。(僕の周りだけ、たまたま多いのかな・・・?)


だから『そんな人たちに僕が伝えたいこと』として書きたくなったのが今回のお題です。


『プライド傷つくのが怖いなら、一旦捨てましょう』

他人に評価されることをネガティブに考えてしまうから才能が開花しないのではないでしょうか?他人の中には『意地悪なことを言う人』もいれば『応援してくれる人』もあたり前にいるものです。


『ライブでは緊張して歌えない人』でも『カラオケになると歌える人』いますよね。

それって聞いてくれている人たちが身内や気の合う友達だというのがわかっているからだと思います。


聞く人も、聞く人の数だけ趣味趣向は異なりますし、好きな曲もみんなバラバラです。

僕からのご提案ですが、それなら次の3つために歌えばいいのではないでしょうか?


1、 自分のため

2、 自分を応援してくれる人のため

3、 自分が応援したいと思っている人のため


それ以外の人の批判の声や評価は、とりあえず聞かなかったことにしていいと思います。

つまり『そんなことで自分のプライドを傷つける必要はない』ということを言いたいのです。


僕もやっぱり初めはそうでした。


小学生のとき、初めて兄の真似してエレキギターを買いました。

はじめて練習する曲を兄に相談したら『自分の好きな曲が一番いいよ』って言われて手にとった初めてのバンドスコアが『B'z』でした。

今思えば当たり前のお話ですが、あんな松本ギターを初心者が弾けるわけもなく挫折してしまい終わってしまいました。w


中学生のとき、やたらギターと歌が上手な器用なクラスメイトがいたんです。

その時に既にクラプトンとか弾いちゃって上手で人気者の人がいました。

僕も真似して一生懸命クラプトン練習してみたんですが、当時は弦交換が苦手で錆びついた弦で練習していたこともあり、とても人に聞かせられるレベルにはなりませんでした。

そのため誰にもお披露目できずお蔵入りになってしまいました。w


高校生のとき、オリジナル曲を初めてつくって、そのとき仲良くしていた同級生の女の子にコッソリ内緒で聞いて頂きました。実ははじめて書いた歌詞を他人に見られるのって、かなり恥ずかしい行為だったりするんですよね。。。

でもその時、キーコントロールを知らなくて『サビ』とかで、自分の声のキーより無理して高い声出そうとするから『イーッ!』ってだいぶ聞き苦しい歌になっていたと思います。w

だからそれ以降は誰に聞かせることもできずやっぱりお蔵入りしてしまいました。


そうやって、これまで人生の節目節目で紆余曲折しながら色々と行き着いた今の僕の答えはこちらになります。


『音楽で持つプライドは、自分の積み重ねてきた分だけを持っていい』


これ何を言いたいかっていうと、冒頭の『プライドなんて捨てちまえ!』とは全く矛盾しているようなこと言っているようですけど実は違うんです。


結局『プライドって自分を信じること』でしょ?ってこと。

曲を完璧に仕上げないと気が済まない人、人の目を気にし過ぎて一歩を踏み出せない人がもしいたら一人で積み重ねてきた時間があるんでしょ。とりあえずそれでどこまで行けるか一歩を踏み出してごらんよ』って言いたいだけなのです。


たいして胸を張ることができない程度しか積み重ねていないと思うなら、一度どの程度かを見て貰った方がいいと思います。その定義は人によって様々ですし『聞かせる人』と『聞く人』は求めているものは違うという気づきを得ることができるかもしれません。


そしたら、意外と自分にとってその一歩がその先の『大きな一歩』になったり『タイミングのよい一歩』だったりするかもしれないですよね。

でもその一歩も踏み出さなければ『難もないけど、何もないまま』かもしれません。


そんな形で最後に僕の大好きなスティーブ・ジョブスの格言で締めたいと思います。


“Stay hungry, stay foolish” 「貪欲であれ、愚かであれ」



コロナに負けず頑張っていきましょう!



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